このレビューはネタバレを含みます▼
オメガバース大好きです。α×Ωは最高だとも思ってます。フェロモンでお互いに影響しあって番うの好きです。…が、そこにちゃんと恋愛感情はあるのか?ということも考えたりします。
この本の受けはαと身体共鳴を起こしたくない、他のクジラに聞こえない52ヘルツで鳴くクジラに思いを寄せるけれど、高校の時に好きだった攻めと再会して体が共鳴するのを恐れるようになる。好きでも無いαのフェロモンに反応する自分に嫌悪しながらも、52ヘルツで鳴くクジラじゃないからこそ好きな攻めと反応し合えることにようやく喜びを見いだせるところがとても良かったです。
フェロモンに反応するから好き、じゃなくて高校時代のエピソードもあってきちんと恋愛感情があるところがとても好きでした。