このレビューはネタバレを含みます▼
最初はヒーローの態度が酷いと思ったので離婚する気満々なヒロインに やってやれ!と思ってましたが…全っ然言い出さない。その間に酷かった態度を償って余りある程の愛情と誠意と優しさを注ぐヒーロー。そしてそれに絆されるヒロイン。ならもういいじゃん。仲良くやりなよと思ったのに、それでも離婚を突きつけたヒロイン。十分愛されてて、離婚なんて切り出したらどんなに相手が傷つくかわかった上で、そして自分も別れたくない傍にいたいと自覚した上で、離婚を申し立てたヒロイン。その目的は「それでも君がいい」と言って欲しかったから。いやもう最低な女じゃん。離婚申し立てといて「離婚されちゃうかも」と落ち込んでるとか意味わからない。愛を試すために相手を傷つけることを厭わない、「相手のため」と言いつつ自分のことしか考えてないヒロインが身勝手すぎて気分が悪くなりました