このレビューはネタバレを含みます▼
商業施設の設計建築業界で働く二人のラブコメ、かな。
紺野君の武器は0を1にする新規開拓、アイデア出しとコミュ力で、全関係者と信頼関係構築していくプロジェクトの要。
宇田川さんは1から10までのプラン作成から施工管理・コスト管理の確かさで、既存顧客の信頼が厚い。
これは最強コンビです。長期間組んだら、惚れない方が無理です。
なのに、できる女のはずの宇田川さんの内面の拗らせっぷりがすごい。最初からガード激高、万年思春期感が全開で、読み手までも恥ずかしい…。追いかけて紺野君の内面が見えてくる(恋もさすがの開拓力)、そのサイクルにハマりました。
アナログ感強めの人物描写もハマりポイント。
深海先生の手の中で、自分も、すべて気持ちよく転がされてました。(3巻完結)