龍神様にお嫁入り
」のレビュー

龍神様にお嫁入り

いけがみ小5

溺愛、えち多。内容もしっかり詰まってます

ネタバレ
2023年7月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 清々しいほどにぶれないクズな姉のせいで嫁入り前も後も苦労の連続、棕櫚様は神格まで失う事に…。
石蕗の、よく言えば優しく、悪く言えば優柔不断なところが棕櫚様の神格を左右することになりますが、元をただせば子供の頃の石蕗の命を救った際も怪我の原因は姉なので、きっと姉は貧乏神の神使だったんですね。
神堕ちしかけても石蕗の命をいつも救う棕櫚様の溺愛っぷり、常に石蕗を最優先する思考(姉を排除する姿勢は特に)は最高でした。
神様のままでいてほしかったですが、そうすると棕櫚様の感情の状態によって下界に影響が出てしまうし、2人の距離感?はいつまでも神様と狛犬のままだったかもしれません。
なんのバックグラウンドもなく愛し合う関係でいられる方が2人にとっては幸せなのでしょうね。
石蕗の性格上、自分のせいで…自分の姉のせいで…ともっと責めそうなところですが、そこは乗り越えられたんでしょうかね?
愛されることでもっともっと自信をもって、棕櫚様の隣に立っていて欲しいな、と思いました。
なんなら神堕ちしても神通力は少し残り、子孫の要らない一代限りの神という縛りがなくなったとしたら、子供がいる未来もあるような気がします。
最初から最後までえちえちらぶらぶです。
2人の体格差も良きです。
ページ数は少なめですが、満足のいく読み応えです。
いいねしたユーザ2人
レビューをシェアしよう!