このレビューはネタバレを含みます▼
子ども同士、同性同士なのにママと子どもの関係。歪だけど、とても引き込まれるお話だった。全体的に重いし最後までヒヤヒヤする。鵙はカッコウに托卵されるらしい…、親のカッコウは鵙の卵を巣から落としてしまう、そして生まれたカッコウの子どもも幼いながらに他の鵙の卵を落とすことがある。そんな中でも健気にたった一羽の我が子だと思い育てるいじらしい鵙は夏名のようだった、かなたもカッコウの雛然り、自分だけを見て欲しいという独占欲。「夏名に赤ちゃんなんてできたら憎たらしくて殺しちゃいそう」っていうのがゾッとしたし最高でした。夏名はバカだけど幸せなんだと思う、血の繋がりはなくたって確かに夏名はかなたのママでした。共依存が好きな方はぜひぜひオススメです😊ただ虐●や強●などショッキングなシーンが多いので苦手な人は注意。
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