天智と天武-新説・日本書紀-
」のレビュー

天智と天武-新説・日本書紀-

中村真理子/園村昌弘

詳しく分析されている

ネタバレ
2023年7月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 見方を変えると、古代の人間ドラマを描いた作品としての、一種のロマンが感じられる特徴があります。この作品では、主に歴史上のとある一大事件について、多角的に詳しく分析がなされている印象を受けました。また同時に、現代のような科学技術が発達していなかった当時においては、人々の間に語り継がれる伝説や言い伝えがいかに大きな関心事となっており、またその時代を生きる人間たちの行動にもどれだけ多大な影響を与えていたのかが、よくわかりました。
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