ネタバレ・感想あり天智と天武-新説・日本書紀-のレビュー

(4.1) 53件
(5)
22件
(4)
17件
(3)
11件
(2)
1件
(1)
2件
ちょー面白い
2024年8月17日
2巻まで読みました。
キャラクターが多数で、複雑な人間関係なので一気に読まないと分かりにくいかもしれませんが、非常に面白かった。
歴史の新たな一面が見事に掘り下げられていて、これからどうなるのかワクワクします。
新説中大兄皇子(メンヘラ)
ネタバレ
2024年1月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 年末の3巻無料に釣られて読み始め、講談社半額に背中を押され、全巻購入しました。安定感抜群のイケメン大海人皇子(実はしたたか)の絵に惹かれた所も大きいです。(途中に挟まれる鵲とのコミカルなシーンが好き。)一方目付きの悪い吊り目中大兄皇子に最初は驚きましたが、段々ハマっていきました。これが漫画内の額田王の心理と同じか。やっぱり子供の時の愛情不足は尾を引くのだなー。その愛憎を軸に話が進むので感情移入してだいぶ切なくなり、中大兄皇子のイメージがだいぶメンヘラになってしまったので読み終わった後に実際の政策を調べたりしました。(歴史は勝者が作ると言っても正史とどう違うか、この漫画がどの説を元に作られたお話なのかは理解しておきたいな、と思い。でも)漫画のお陰で飛鳥時代が鮮やかに迫ってきて調べ始めたりして談山など聖地巡礼したくなりました。
結局兄と弟の愛増物語ですか・・❗
ネタバレ
2023年10月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 天智と天武は、お互いの覇権を争いながらも愛し合って憎しみあっています。
最終的には和解して、二人が抱き合うのはいいですねえ。
なんか女が添え物なのがちょっとひっかかるけど、男は男同士争うのが面白いんですよね。
全く巻き込まれた人たちは災難ですねえ。
天災ですよ。もう歴史の必然としましょう。🙂
いいね
0件
詳しく分析されている
ネタバレ
2023年7月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 見方を変えると、古代の人間ドラマを描いた作品としての、一種のロマンが感じられる特徴があります。この作品では、主に歴史上のとある一大事件について、多角的に詳しく分析がなされている印象を受けました。また同時に、現代のような科学技術が発達していなかった当時においては、人々の間に語り継がれる伝説や言い伝えがいかに大きな関心事となっており、またその時代を生きる人間たちの行動にもどれだけ多大な影響を与えていたのかが、よくわかりました。
いいね
0件
大河歴史ロマン!? 大河歴史ミステリ!?
ネタバレ
2022年1月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 天武(大海人)が 蘇我氏と 関わりのあるのは 初めて知ります。天智(中大兄)と同じ母親から産まれた兄弟かと…。腹違いの兄弟は 当たり前の時代なのは 分かるけど…びっくりです。脚色されているかも??どっちが 本当なんだろう!?
大化の改新→暗殺事件に至るまでに 何かと経緯があったと思う…蘇我氏の勢力とか、朝廷を蔑ろにして権力をもちすぎたがため、蘇我氏滅亡となるが、血脈は残っている→天智(中大兄)の何番目かの妻に遠智娘(蘇我氏)二人の間にできた娘たちが 天武(大海人)の妻になるのだから……今で言う叔父に嫁ぐこと…歴史は当人しか知らないし、謎だらけで おもしろいっす。
おもしろい
ネタバレ
2021年11月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 骨組みがかなり従来の歴史と外れているといわれればそれまでですが、おもしろい。
権力者が歴史書に正しいことだけを書いていないことは織り込み済みで、隠された歴史として、この作品を読み進めると、壮大な古代の中の一部を深く掘り下げてあり、どんどんと引き込まれました。
綺麗でストーリーに引き込まれる!
ネタバレ
2021年7月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵もとても綺麗で話に入り込めます。
日本史好きな人にぜひ読んで欲しい!
聖徳太子=蘇我入鹿説は現在否定されてるけど、大変おもしろいです。
いいね
0件
受験生として
2020年12月12日
私は今年大学への受験生として日本史を学んでいるのですが、紙の表面でしか学んでいなかった出来事がその時代の人々にも複雑でさまざまな感情があり、歴史とは決して薄っぺらいものではないと思い知りました。もちろん現実的に漫画は脚色されているとは思いますが、今の平和な時代に生きている私には親戚が争い合い滅んだりする日本史の話が遠いものに感じられていたのでその考えが覆されました。
この漫画に出会えて良かったです。
個人的に登場人物がとても美しく、絵も好みだったので余計に感情が入り読み耽りました。
固定概念を破壊
2020年6月19日
とかく歴史物に関しては、漫画であっても自分の知ってる事から逸れると文句を言う方がいます。映画とか大河ドラマでもすぐに史実と違う!間違ってるから駄作!と叫ぶ方々が。だがしかし自分の知ってる史実が本当に正しいのかなんて誰にもわからないのです。フィクションを楽しむべき処で事実かどうかを論じるのはまことにナンセンス。人生損します。間違った歴史を覚えてしまう人がいるなんて心配も無用。そんなに無知な人は何か読んでも大体そんなに覚えてませんから。
おもしろかった!
2019年10月1日
義務教育の頃、古代史はとっつきにくかったのですが、まだまだ詳細不明なことがいっぱいあったからなんだなあと知りました。キーワードの記憶ばかりだっのですが、この作品を読んでイメージが膨らみました。ウィキペディア調べつつ、日本史便覧調べつつ、楽しく読めました。
ままならない
ネタバレ
2018年1月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ ああ、どうしてこんなにままならないんでしょう……。愛する人に愛されなかったことで狂ってしまった中大兄と、父を殺され狂ってしまった大海人。素直にただ好きだと言うこともままならない2人の運命が悲しかったです😩
日本紀や法隆寺の仏像にかけられた仕掛けが、読み進めるごとに現在へと繋がってきます。すごい。私は大海人、中大兄、豊璋、額田の4人が秘密を語り合ったところから、話がより複雑に面白くなり始めたのを感じました。
面白かったです!
2018年1月12日
蘇我氏は歴史では悪者にされていますが、疑問に思う人も多い。
実際の史実に外れすぎず、とても楽しめました♪
歴史好きは気に入るのではないしょうか♪
古代史
2017年11月6日
古代史最大の事件、大化の改新からの争乱を独自の解釈で描かれており絵柄も美しく魅力的で読み易いです。
面白い
2017年2月17日
期間中に無料分だけ読みましたが、巻を追うごとに作品に引き込まれて続きが凄く気になります。教科書でさらっと習って名前は知ってるくらいだった登場人物達。それぞれの駆け引きや人間模様、愛憎劇等、ストーリーに凄く説得力があって、本当にこうだったんじゃないかと思っちゃいます。歴史物が好きなのもあり、全巻買っちゃいたくなるくらいとても面白かったです。
大化の改新
2017年1月18日
教科書で数行で記される出来事に、こんな事実、解釈がある。歴史は、勝者の視点で語り継がれ、真実を伝えたい、真実を知りたい、時には悪意を持って歪曲させたいなど、さまざまな思いにより塗り替えられる。どの登場人物にも思いがあり、心を寄せられる。
勉強になります。
2017年1月6日
残虐なシーンのある漫画は怖がりなので苦手なのですが、この作品はすごくいい。歴史に綺麗事ばかりの表現を求めても仕方ないし、そこを耐えて読んでみれば、登場人物の心情や生き様がリアルで、説得力があって、千年以上前の出来事を間近で見ているような迫力です。
ハマり中です。
2016年12月17日
通説とは違う部分もありますが、読みものとしてはとても面白いです!登場人物も魅力的です(特に中大兄皇子が)。大人買いはキツイので避けたいのですが、一気に読破したい誘惑に負けそう。
いいね
0件
おすすめします
2016年12月1日
絵がきれい。ストーリーがしっかりしてるので一気に読めました。
面白いです。
2016年3月3日
無料から読んだら見事にはまりました。
中大兄皇子がエロ可愛いです。
美しい…!!
2016年3月2日
無料一巻から気になって購入しました。中大兄皇子が美しい!切ない!エロい…笑
新しい視点
2016年3月1日
絵もリアルで良い。内容も今までの説とは違った視点なのが面白かった。
アラフォー腐女子ならオススメ
2015年10月20日
ランドリーで5分くらいの待ち時間の間に、普段読まない男性向けの雑誌が置いてあったので、パラパラめくっていたら、見つけてしまいました。そのまま本屋さんめぐりをして6〜8巻までは見つけて購入できましたが、5巻までがなくて、本サイトを発見!1〜8巻までスマホで読める幸せ😍
何回でも読みたいです!
大化の改新
2024年10月25日
中学で習った教科書に数行の歴史はなんの印象もないけれど、大人になって漫画で読むと、こんなに面白い状態だったのか〜となるが、子供の時にこの漫画を読んでもあまり面白いとは感じなかっただろうな。歴史とは大人の事情だからな。
いいね
0件
奇想天外ムリヤリBLちょっと無理かも..
2024年4月7日
歴史物とBL大好きで天智と天武に興味はありますが、只々天智が極悪非道で天武が蘇我入鹿の息子で超美形、その上天智親子二代と双方二代BLと言う設定はちょっとムリヤリ過ぎて無理かもぉ~
確かに天武は正体不明で、天皇家の菩提寺に天武以後称徳までの位牌が無く、天武が正体を隠す為に編纂させた日本書紀に自身の生誕年を書いておらず、実は天智の異父同母兄で父親は新羅人の可能性が高く、天皇の正当な後継者では全く無いみたいです。
その上藤原一門の祖.中臣鎌足が百済王、聖徳太子が蘇我入鹿等の奇説で面白いですが、少し疲れるので架空の物語だったら良かったかも....中村先生の作画が好きなので、オマケで星4です。
歴史って面白いですね
2022年9月23日
作中にもありましたが、時代の史書というのは勝者の都合のよい記録です。今学説にある人物像も、定説も真実かどうかわからないです。でも、大まかな出来事は遺跡や現存する書物等で予想はできます。では細かいところはどうでしょう。蘇我入鹿は、天下に仇名す人物として伝えられていますが実際はどうでしょう。すごく想像が掻き立てられます。この作品に出てくる百済の王子、豊璋も藤原鎌足となっていますが、鎌足が日本人ではなく百済人という定説もあります。大海人皇子が入鹿の息子となっているのも実際のところ100%否定はできません。入鹿と大君との仲は公然だったからです。まだ1巻しか読めていませんが面白いなと思います。その時々に私たちの知らない色んなドラマがあったでしょうしそれを読み解くのもいいですね。
面白い。藤原鎌足=〇〇説を採用した意欲作
2021年4月1日
タイトル通りです。
貴族として名を馳せた藤原氏の祖である中臣(藤原)鎌足=豊璋(当時倭=日本に来ていた百済の王子)説は昔からありました。
鎌足の名前が文献に出始めた時期と豊璋の来日、そして名前が文献から消える時期と豊璋の帰国が重なっているからです。
また、当時の政治を担う重鎮の豪族階級に渡来系は数多くいました。鎌足が渡来人に当てはまっても何の不思議はありません。
他にも証拠となり得そうな様々な説はありますが……
ともかく、大胆にもそれを採用し、かつ破綻がなく描くことが出来ています。素晴らしい。
本来なら蘇我家を渡来人とする説の方がありがちといえばありがちなんですが、この漫画はそこには行かずに鎌足としてるのが面白いと思います。
また蘇我家と中大兄大海人兄弟との意外な繋がりにも驚かされます。
大海人=蘇我入鹿との不義の……というこれまた大胆な説を採用しています。
この辺りは古代史に詳しい方は不満を覚えるかもしれませんが物語として面白さに深みを与える設定となっております。
おすすめです!ぜひ読んでみてください。
わくわく
2020年12月13日
歴史上の人物が美男美女として描かれ、わくわくしつつ読みました。緊張感がみなぎってて、大筋は歴史的事実なのに、つい手に汗握ってしまいました。
歴史もの、愛憎劇
2020年11月1日
歴史もの好きなので面白かったです。一言で表すなら愛憎と歪みですね。メイン二人が格別に激しいですが、周りもなかなかです。
面白かった
2020年1月23日
思わず歴史を確認しながら読みました
この時代グチャグチャしてるので
丁寧に書き込まれていて楽しかったです
ラスト驚愕でしたし
新たな見方で楽しむ
2019年8月10日
長年思い描いていたイメージの飛鳥時代とは違った角度からの内容で驚きもありましたが何故か惹きつけられる感じで読めました。
いいね
0件
ダイナミック
2019年6月17日
試し読みで終わるつもりがはまってしまった。
歴史を違う角度から描かれていて大河ドラマにしたら面白くなりそう。
史実はこんなんじゃないだろうと思いながらもひきこまれました。
でも最後はあれ・・て感じでイマイチ納得いかない終わり方だったので★4つです。
いいね
0件
楽しめました
2018年3月23日
史実と もしかしてこうだったらというのもあり、絵も迫力があって 素直に楽しめました。特に兄の表情は圧巻。少々 時代背景もあるのか BL要素(昔は男色も多かった)的な(そこまでではないが)ものもあり、私は楽しめました。
いいね
0件
天智
2017年11月16日
哀れでしたね 母親からの愛情不足が諸悪の根源でしょうか⁉天武はひたすらカッコ良かったです
作画の力
2017年11月8日
歴史的事件を新解釈で繋げるストーリーの面白さと美麗な作画が魅力的です。所々セリフが無く、絵だけで読み手に解らせるところは、流石の一言。大海人皇子の清々しさと中大兄皇子の毒っ気のある色香。全巻一気読みでした。
処天…のような、違うような
2017年5月29日
ここまで日出処の天子が上がってませんが
とりあえず上記作品を読んで思い切り影響を受けた人は面白くて複雑な気分になるかと思います。
源氏物語における宇治十帖のような
天智と天武、というタイトルですが主人公は中大兄ですね。
久しぶりに読んでて時を越えました。
創作として楽しんでください
2017年1月27日
漫画、創作物としてはとても面白いです。
ただ、純粋な歴史物として捉えないようにご注意ください。作画、ストーリーのレベルがそれなりなので、史実と思っちゃう人がでちゃうかも・・・そこが不安(苦笑)
脚色されまくっています!
あくまでも歴史ファンタジー(女信長の設定と同レベルのとんでも説)として楽しんでください。
新解釈?⁉
2017年1月22日
無料3巻を読んだだけだけど・・・・教科書で習った、大化の改新とは180度‼内容が違い過ぎて⁉エッ~‼マジですか⤴と一人突っ込みをしながら、(笑)読んでいました。歴史には興味がなくても、魅力的なお話なので読んでみて損はないと思います。
気になる
2017年1月14日
無料分まで、読みました。購入するほどではないけれど、面白いです。男性向けにしては絵が綺麗だし、ストーリーやキャラがちゃんとしていて、読みごたえあります。この先が気になりますが...。
いいね
0件
兄弟の愛憎と葛藤にハマる
ネタバレ
2016年10月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 史実とは違った設定でここまで話を膨らませて描いてるのは凄いと思う。

兄弟間の愛憎劇と一言で語りつくせないほど壮大な話に惹き込まれる。

中野大兄の狂気に満ちた表情。心の闇。冷酷な兄の中にちらつく子供っぼい感情がストーリーを盛り立ててくれる。同時に哀しくなる。愛情を得られたら非情にはならなかったかもしれないのに。

大海人の穏やかな表情に救われる。彼にも葛藤があったと思う。
BLがOKで歴女にオススメ。ハマります。
天皇
2023年7月4日
日本書紀とは大きく異なる物語だけども面白いです。
勝者の歴史という側面を考えると、とても興味深いですね。
いいね
0件
これはBLだった?
2021年7月26日
この時代の漫画を読みたくて探していたら、この作品に行き着いた。
絵が綺麗だったので読み始めたが、解釈がBL。
うーん。
まあ、日本書紀が一部の人間の都合により書かれた事は認めるけどね。
うん?
2020年12月13日
日出の雰囲気そのまま
山岸さんのイメージが先行して無料分だけでいいかなって
話は面白かったけど
2018年9月6日
話としては面白かったと思います。一気に読めたし。
ただ読後感としては色々モヤモヤが残りました。
中大兄、大海人、額田王の誰にも共感できなかった。愛憎劇の焦点をあちこちに散らばせ過ぎじゃないかな?
あと、他の人も書いていたけどなんでも恋愛感情で片付け過ぎだと思いました。終盤にくると「こいつもか」とややうんざり。
豊璋の息子への想いで葛藤する場面などは共感できたし読み応えを感じたのに全体的には何か勿体無い感じでした。
ただ、これをきっかけに古代史系をまた読み始めたので時間を空けて読み返したら別の目で楽しめるかも知れません。しばらく寝かせてみようと思います。
無料の3巻だけ
2018年1月14日
知ってる歴史とは違うフィクションとして楽しむのはいいのだけど、なんというか、どの人物像にも共感しないというか、魅力を感じる事が出来なかったです。
歴史を一旦忘れて
2017年12月25日
読むと良いです。完全なるフィクションとして読むと読めます。面白いです。類いまれなる兄弟の魅力に引き込まれてしまいます。
2巻の無料分まで
2017年11月9日
好きな中大兄皇子が残念な性格過ぎてで読み進める気にはなれなかった…あと真人のお父さんって鎌足じゃないの?真人出すなら不比等も出して…
大海人が主人公なの??どっちにしろ良い子ちゃん側が大海人なので私には無理でした!
意外です
2017年11月3日
小学生に習ったのを覚えてたので、色んな意味で面白かった。同じ時代の本も読んだから、色々視点で、読んじゃった😄
解釈はおもしろい
2017年5月29日
一昔前のテレビの特番で見かけたような歴史のトンデモ?新?解釈もの。好きです。根拠資料も挟んでくるし全体の流れもあまり矛盾なくまとまってて面白く読めました。ただ…愛憎劇に重きを置きすぎてというか…そこ唐突に恋愛関係にする?と個人的には理解不能な部分が多々ありました。そっちのドラマ好きな方にはいいかもしれません。
歴史好きには○
2017年1月17日
歴史好きにはおもしろい。
ちょっと難しかったけど歴史の勉強にもなる。
天武天皇の設定が浮く。
2016年10月6日
無料の3巻までの感想です。

「塩漬けの首を見たので狂った」(第1巻)くだりなど、この頃の天智天皇・中臣鎌足にまつわる百済系の説を漫画にしたもので、興味深い作品だと思います。
が、その中で、天武天皇についての出自や行動に関する憶測が、目立って説得力を欠いています。傍証も乏しいのに何をやっているのだろう、と何とも落ち着きません。
作画家さんは初見ですが、この時代の歴史にもともと興味が無かったのでは、と思われます。少なくともマニアではありません。
うーん。。。
ネタバレ
2016年10月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 何だかドロドロした愛憎劇という感じ。
奈良飛鳥時代の話なので謎や不明な所が多いですが、脚色されすぎでモヤモヤします。
納得がいかないので、人にオススメはできません。
間違った歴史認識をされたら困るので。
創作は良いけれど
2022年8月5日
人物の身位が+漢読み(皇子みこ→オウジ)、中大兄皇子(中大兄は普通名詞の敬称。さらに皇子を付けるのは誤り)等、人物名だけでなく役職名も誤った表記を連発。
古代・中世の物を扱うなら、初歩から当時の大和言葉・漢語・呉語の読みがな位は勉強してからにして下さい。
派手なコスプレに現代語の会話や音読み・訓読みのごっちゃになった語彙連発で呆れました。
いいね
0件
微妙…。
ネタバレ
2020年4月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ この時代が大好きでそれなりに学んでいるので、かなりぶっ飛んだトンデモ解釈ばかりで混乱してしまい、話に入り込めませんでした。
「日いずる処の天子」とかもトンデモ歴史ファンタジーだと思いますが、これはこれで有りだな~とすんなり入り込めたし、さすが名作!と思うんですが。
何でしょう、こちらの作品は、あまりにもトンデモ解釈が無理やり過ぎたのか、単にキャラクター達に魅力が無かったのか、ストーリーが全然頭に入ってこなかったです。
確かに今残っている史料等は勝者が作り上げた歴史なので完璧な正解では無いけど、それにしてもこの作品は無理がありすぎる。
いかのも「これが史実ですよ」と言わんばかりの描き方なだけに、ただでさえ古代史は知らない(興味ない)人が多いので、この作品を信じる人がいないか心配です…。
レビューをシェアしよう!