勘違い結婚 偽りの花嫁のはずが、なぜか竜王陛下に溺愛されてます!?
森下りんご/m/g
このレビューはネタバレを含みます▼
基本的に本を選ぶときあらすじは読まず、評価値だけで選ぶことが多いので、これがラブコメであることもまだ完結していないことも嬉しい想定外でした。
タイトルの『勘違い』には良い意味で裏切られました。客観的にはくすぐったくなるような甘い勘違いですが、当事者のミレーユにとったら生きた心地のしない数週間だったはず。だから予定より早くエミリアが乗り込んで来て事態が明らかになったのはまさにケガの巧妙と言えるかも。
それにしても、ミレーユたちの父親は超度級のクズでしたわー。言及するのも腹立たしいほどの。
唯一の救いはエミリアも父親の被害者で、どうやら更正の余地が十分ありそうなところでしょうか。
半年間にも及ぶ婚姻の儀は単なる祭ではなく試練?的なものもあるようなので、次巻が楽しみです!
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