このレビューはネタバレを含みます▼
集中できない。時代が章によって変化するのは技法としてありですが、その章によって時代背景や登場人物が変化している部分を捕捉してくれないから毎回??。一人称だから唐突感は否めないと思います。章タイトルで何年とはでるものの行ったり来たりな上、内容は過去に行ったことのその後…みたいな内容が多いわりにその行ったことが数行しか書かれていないので消化不良。もったいつけている実父のことが何も分からずイラッとするし、養家族や他との関係性も単純すぎて疑問。キャラが浮かばないので章をまたぐとアレ?って思う。長く書きましたが、そもそもこの内容なら「今」いるところから「過去」を語る手法の方がわかりやすかったのでは?と思いました。題材は好きだったので残念です。