屍活師 女王の法医学
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屍活師 女王の法医学

杜野亜希

助手が不愉快

2023年7月15日
助手のワンコと呼ばれてる青年がとにかく不愉快でした。本当は医者になりたい彼が、死体を相手にする法医学者を見下してるという設定は良いと思います。そこから法医学の素晴らしさを知り考え方が変わっていくものだと思っていたので。ところが4巻まで読んでガッカリ。いつまで法医学を見下してるんですか?法医学によって目の前で救われた人達を何度も見ているのに、毎回毎回先生に突っかかっていくのが不快です。あんなに真剣に向き合っている先生に「解剖は死者への冒涜」なんてよくもそんなことが言えますね。いつまで経っても周りを見下し、すぐに感情に流され突っ走る、とても不愉快なキャラクターでした。作者の方はもうひとりの主人公である彼をなぜこんなキャラクターにしたんでしょう。もう少し読み進めれば変わっていくのかもしれませんが、ムカつくのでギブアップです。
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