しまった!





2023年7月16日
作者さんの他の作品も読んでいていたので、今回はなんか設定がいつもと違うなぁ、学生もの?しかも10歳差で中学生!しかも教師と生徒!とびっくりしながら読んでいましたが、ちゃんと成長しました。まだ高校生ですが成長しました。雛が大人の女性に成長していく様が丁寧に描かれています。それに葛藤し、振り回されている悠生の描写も丁寧に描かれていて、物語に引き込まれます。出会いが4歳だったからこれは長くなるなと気づいたときにはもう遅く、これは完結してから一気に読むほうが良かったんじゃないかと思ったんですが、もう後の祭りで続きが読みたくて仕方ありません。新刊が出るたびに購入すると思います。でも悠生の実家のこととか、同級生の友野君(最終的には凄くいい理解者になりそうな予感が)、あと保健の先生とかまだまだたくさんふせんはあるので、気長に根気よく2人の行末を見守っていきたいです。にしても色っぽいというか、艶ぽさが、桃というキーワードを介して溢れて出ている作品です。

いいねしたユーザ2人