本能に浮かされるところがすき

作者買い。
ノアもディオンもまつげバサバサもふもふでかわいい！
ノアはディオンが自分を弟のようにしか思っていないと思っているし、ディオンは保護者として一線を引いておかなければならないと思っているし、お互いダダ漏れなのに両片想い状態。
ふたりは半獣人であるが故に獣人からは見下されているがとっても優秀。
あるとき獣人に適した気候の「光の国」が異常気象により日照時間が激減し獣人に大きく影響が出始めているということで、ノアと共にディオンが出向くことに。
ディオンの出生や体質が明らかになったことで、ノアが自分の身体を差し出し…
はぁ、ディオンが理性を失うのもノアが健気に求めるのもよすぎる…
ディオンはどこまでいってもノアを大切にしてくれて本当にあたたかい。
やっと結ばれたところも尊い…
一冊なので「ひとまず対症療法できました」のところで終わっているけど、ディオンやノアの体質や環境変化をもっと深掘りした部分の続きが読みたくなりました。
ちょっとギャグっぽいところもあってそこも好みでした。