このレビューはネタバレを含みます▼
良かったです。
いろいろと消化不良なところは個人的にあるのですが、一気に読んでしまいました。柴はありえないくらい腹たちますし気持ち悪いですが、親や周囲の環境がひどすぎる。エリカも、最後まで読むと報われてほしい人でしたし、お父さんお母さんが迎えにきてくれたシーンでは本当に良かったとは思いましたが……桔梗さんよ。貴女だけはなんか違いませんか…いくら右大臣さんでしたっけ、彼に仕向けられたといっても桔梗さん自身が最低だったように思われてなりませんが。妻としても、母親としても、最後に笑顔でお迎えにくる権利ありますでしょうか……でも紫蝶にとっては最も愛情を向けてほしかった人でしょうから、まあ、紫蝶が良いなら…みたいな気持ちになりました。良かったね紫蝶……
最後の役者さんが演じてた風のお話も良かったです!
鬱々としたお話なだけに、全てがフィクションで、死んじゃった人もこんなに元気だよ的なパロを見るとほっとします。
でもメインキャストに晴くんとか、鷹介くんとか、茜ちゃんがいないのは何故……彼らの元気な姿も見たかったです。
というか、特に晴くんと茜ちゃんと黄瀬くんがつらい。黄瀬くんとかもう巻き込まれただけやん感がすごくて、恋愛も報われず、もうほんと、こんな殺され方つらいですね……
右大臣さんと共謀して鬼を生産していたぐるぐる目玉教の人達、結局元凶のような気がしますがそこはどうなったんですかね…そのあたりはよくわかりませんでした