相性最高な最悪の男:小説版
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相性最高な最悪の男:小説版

柊千鶴

攻めの語り口調が…

ネタバレ
2023年7月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 内容は、まぁ、面白いと思う。社内の犬猿の仲である2人が出会い系で知り合って…致すこと致しちゃって相性凄く良かったっていうね。ストーカー気味な執着攻めの普段冷静なのに激昂したときの怖さとか軽薄な真似して泣かされちゃう気の強い受けだとか、王道さもありつつ、ちゃんと面白い。そして上巻、凄い中途半端なところでバッサリ終わるので、これは下巻も読まねばという気にさせられる。おそろしい。

しかし、惜しまれる点をあげると、攻めの語り口調が嫌すぎるとこ。「…〜たまえ」「…〜なのだよ」「…〜ないかね?」 もう台詞が浮いちゃって浮いちゃって。舞台か演劇かな?ぐらいの違和感。なんでもうちょっと現代語喋ってくれないの…。サラリーマンなのにお貴族サマみたい。あと、挿絵がなぁ。正直、拙い。
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