このレビューはネタバレを含みます▼
以前読み放題で読みとても印象に残っていて、本棚に置いておきたい作品だったので購入。
チャラくて白い肌の海本とペアを組むことになった瀬戸とのビーチバレーのスポ根もの。
真夏の痛い陽射しと、反発しつつも惹かれてしまう…肌の日焼けの色の変化とともに変わっていく2人の関係がとても良い!だが、スポ根ものとして根底がしっかりあり、試合の描写などは手に汗握る。海本の才能が発揮された時の横顔がとても美しいと感じた。
この作品は余分なコマがなく全て良いのだが、感情を爆発させた砂浜での夜が特に最高。取っ組み合いで砂浜を転げ落ちるとか…この辺りからラストに向けて自分は沖田先生の手腕に見事に転げ落ちていった。いやー、お互いに無くてはならない2人になれて良かった。いつも仏頂面だった瀬戸の笑顔が印象的。
海本の白い肌が焼けて赤くなるところがとても色っぽくて、瀬戸がイライラするのも頷ける。