このレビューはネタバレを含みます▼
先祖の呪いを受け継ぐ宮村千明は幼い頃から様々な悪霊に悩まされてきました。育ててくれた祖父を亡くし一人になってしまった千明は隣のクラスの喧嘩好きのガチヤンキー•黒崎に呼び出されます。悪霊除けの見た目だけヤンキーな千明が黒崎に勝てる訳は無いのに、売り言葉に買い言葉でタイマンを受けてしまった千明は、いきなり殴りかかってきた黒崎から逃げ出したものの悪霊に捕まってしまいます。そこに真っ黒な狼が現れて千明を助けてくれるのでした。その狼が実は黒崎で、黒崎は千明の先祖を守っていた四ツ耳と呼ばれる動物憑きの一族だったのです。黒崎は悪霊の穢れを祓うと千明にキスします。千明にある呪いの痣を目印に寄ってくる悪霊を祓う為に、黒崎は千明と寝食を共にし、痣が消えるまで毎日お清めのキスをすると宣言するのでした。やがて黒崎は喧嘩をしているのではなく、千明の為に悪霊と闘っていることがわかります。お清めのキスもだんだん気持ち良くなってきて良い雰囲気になった二人の前に真の四ツ耳と名乗る四ノ宮銀が現れるのでした。黒崎の使命と運命に、護られるばかりだった千明が強い想いで立ち向かいます。最後はDKらしいエロ展開でハッピーに終わります。