このレビューはネタバレを含みます▼
＊久しぶりにここのつヒロ先生作品を読みましたが、とても良かったです。
表紙に描かれた桜背景の2人が美しく、作品全体もこの美しさが損なわれることなく展開していきました。
正直、ヒロ先生の作品は雰囲気に流されて物語の核がボヤける部分が時々あると思っていたのですが、この作品はまさにその雰囲気が最大限魅力的なでした。
水上くんが加久田くんになぜあんなに惹かれるようになったのかいまいちピンと来ない感じはあるんだけど、それを傍に置いておけるくらい「受けくんに切なく恋焦がれる攻めくんの往生際の悪さ」が良かった（笑）
水上くんの抱えていた過去の膿んだ傷が、加久田くんへの恋心とともに昇華、、浄化と言うべきかな、されていく物語。
読後感もよろしく買って良かった〜！ってなりました^^
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