このレビューはネタバレを含みます▼
死の令嬢と呼ばれ女主人公が愛した男達は次々と死んでいく。
そのせいで断罪される女主人公。最愛な男主人公も断罪に参加しているが、その最中に血を吐いて死ぬ。
その犯人に仕立てられた女主人公は死刑施行される間際に妹が笑っている姿を目の当たりにして死ぬというところから物語は始まります。
様々な時空を移動し1000回も違う人生を繰り返し、自分の過去に戻ってきた女主人公。
最愛な人たちを死なさず守ることができるのかということが大きなテーマですね。
女主人公が死ぬ間際、なぜ妹は笑っていたのか。
なぜ最愛の人たちは死んでいくのかという疑問を持ち、未来を変えようと決意します。
そこで考えたのが最愛の男主人公と女主人公が関わらなければ死ぬことはないと考え、男主人公を避けに避けまくる方法。いやいや待てと、ツッコミましたね。
人気の令嬢系の要素をすべてぶち込んだ印象の作品です。
全体的に読んでいて思ったことは女主人公1000回も違う人生を生きた割に頭悪くね?という感想です。
そして一番は復讐心はどこへ行った?!
復讐心を燃やす令嬢だったのに、いつの間にか復讐心が無くなってしまっている。どうした!となります。
復讐心を再度燃やして欲しいところです。