偽りの愛を孕む ―オメガバース―
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偽りの愛を孕む ―オメガバース―

ポケラふじ子

すれ違いと大団円

ネタバレ
2023年7月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 御曹司スパダリ系不器用α×シェルター育ちの不憫Ω。受けの顔立ちが幼くて、中学生前後かな…って年頃の美少年が、いくらイケてるとはいえ合意なく成人男性に組み敷かれて体の関係を無理強いされて、一夜孕みによる出産、心身喪失、監/禁…。トップスピードで不憫連続攻撃をくらうもんだから読んでて本当に心が痛かった…。だけど、読み終わってしまうと、もー…、本当に怒涛でした。攻めも可哀想な奴め…と思わされてしまい、どれほど献身的であっても報われない姿が不憫で、そして攻めの愛情の深さにだんだん絆されちゃって受けとの仲を応援してしまったので、大団円まで読めて「良かった…良かったねーー!」と貰い泣きしました。感情ジェットコースターにされた…。ものすごく面白かったと言わざるをえない。一気に引き込まれ、読み切って、スピンオフも買いました。
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