廃妃は再び玉座に昇る ~耀帝後宮異史~
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廃妃は再び玉座に昇る ~耀帝後宮異史~

はるおかりの/ミナミ

16歳の姪が「天下の大罪人」のわけねー

ネタバレ
2023年8月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 先帝は恋人死んだショックで、頭がイカれてしまっていたとしか。

実情を知らない民が凶后の姪を恨むのはわからないでもないけど、官は逆恨みの無能ばかり。
若い娘を何百回も処刑してまだ気が済まないって、はっきり言って異常。
生首とかメッタ刺しとか、無意味に残虐なシーン多すぎ。

新皇帝、主人公にもっと自分を大事にしてくれとぬかしつつ、主人公を利用するために宮廷に連れ戻し、わざわざ主人公を憎悪している宦官を側仕えにする。
お前自身が主人公をもっと大事にしろっつーの。

主人公は新皇帝の母親ではなく、同世代(元結婚相手候補)なので、「皇太后」ではないよね。

「客庁」と書いて「きゃくま」とルビ振ったり、十二国記のパクリっぽい。
十二国記の祥瓊が責められたのって、10代の頃から30年も王宮にいたという点が大きいと思う。
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