微笑みの日常
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微笑みの日常

直野儚羅

とても合わなかった

ネタバレ
2023年8月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 212ページ。
短篇6作+描き下ろし。
初読み作家さんお試しで。
5作目の『暴走進化の行方』が実兄弟ものということで楽しみに読みましたが、5作目だけでなくどの作品も自己陶酔感が強く、設定が雰囲気のためのおまけという印象で、理屈屋には無理でした。
特に、1作目が、試し読み段階ではピュア系ハートフルのエロ微量ぐらいで来ると思っていた(初読みで傾向を知らなかった)ので、ダメージ大きかったです。そもそも、奥さん亡くしてる設定が好きじゃないのでその分は仕方ないんですが……それにしても、奥さんが出産で亡くなって赤ん坊はまだ数ヶ月、その状況で、家庭環境が悪く愛情に飢えた未成年に親切ぶって手を出す男が「頼れるステキな大人」っぽく描かれているのがおそろしい。奥さんのヌード写真設定とか、かなり不気味でした。
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