このレビューはネタバレを含みます▼
初読み作家さん。高評価の作品が多いので期待していたのですが…「いやあ…DTくんの頭の中って…こんな感じなのね…気持ち悪っ」っていうのが正直な感想です。
日常のひとコマから頻繁に攻めくんの妄想タイムに引きずり込まれ、その都度ぐっちょんぐっちょんのエロ妄想に数〜十数ページ付き合わされるので、読んでいて疲労感が半端なかったです。中盤から妄想シーンは飛ばし読みしてしまいました。
妄想シーンを省いたら上下短編くらいの内容じゃないかな。そのぐらいのスピード感。好きになったリーマンが攻めの友達の就活先に居て、人伝いに情報流れてくるとかガバガバ過ぎでしょ。終盤のコンビニ強盗も都合良く現れ過ぎだし、被害の当事者なのに現場から事情聴取もなく帰らせてもらえて、そのままえっちできちゃうとか…ありえない。妄想の時間割くならその辺の辻褄をもっと自然に合うよう、丁寧にお話を考えてほしかったです。
絵柄は可愛いしエロシーンの完成度は高いので…この作品はほんとに勿体ない。試しに他の作品も読んでみたいと思います。