つごもりの夜にもういちど
」のレビュー

つごもりの夜にもういちど

中原一也/小椋ムク

タイトル〜

ネタバレ
2023年8月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 時の流れが違うもの同士。夏の思い出が永遠にしたいものになっていく。祭りの日の幻想的な情景が2人がいるところをあらわしているみたいです。小椋ムク先生のイラストも、ストーリーを盛り上げます。素敵。都合良く行かないのが、中原一也作品。泣かされることを覚悟して読みましょう。オルフェウス、だと思うんですけれどね。自分の犯した罪を濯ぎ、土地を護るものとして努めていたのちに訪れた福音というべきか。悲しみの涙から喜びの涙へ。
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