蛍火艶夜
」のレビュー

蛍火艶夜

amase

切なくて甘酸っぱい

ネタバレ
2023年8月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 普段BLなんて読まないけどタイトルと絵柄に惹かれて購入。
流し読みするつもりがどっぷりとハマってしまい定期的に繰り返し読んでます。濃厚なタッチとエロもさることながら死と隣合わせの日々を送る隊員達の感情の乱れ、性欲での昇華、同性愛への後ろめたさ、筆舌に尽くし難い熱い想い、魂を盛り込んで読者の心に訴えかけてきます。
単のエロではなくしっかりと恋愛感情とも取れる関係を構築させてから空へと散ってゆくラストの儚さが普段のコミカルなやり取りとの対比で際立ち、一種の感動を覚えます。
淀野と八木の特別書下ろし編も読んでて切なくなりました。
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