踏んだり、蹴ったり、愛したり
」のレビュー

踏んだり、蹴ったり、愛したり

壱屋すみ

続きが楽しみで堪りません

ネタバレ
2023年8月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ ずーっとずーーーーっとお気に入り登録だけしていた作品。やっと買いました。結論、4巻までまとめて読めて至福でした……続きも勿論楽しみです!!!
かほさんが泰さんに対する気持ちを自覚する場面は潔くかっこいい。自覚してからの振る舞いも、かっこいい。本当に惚れ惚れします。
泰さんが離れたくない、いや離れた方がいい、でも離れたくない、やっぱり離れるべき、でも他の奴に渡したくない、それでも俺じゃない方がいい、でも、離したくない……と無意識に葛藤していく様から、自覚してしまう場面は胸を打たれました。来るもの拒まず去るもの追わず精神でいたはずなのに、それを本人の知らないうちにかほさんに崩されていくのがたまりません……。
それに私は壱屋先生の手と首と横顔の描き方が本当に好きで、絵柄に見惚れて何回も何回も何回も読み直してしまっています。最高。何度も読み直すと、1話の泰さんの表情がより意味深に見えてきます。このとき何を感じて、送り狼をしたのか……妄想するのが楽しいです。
まだ明かされていないかほさんの男性へのトラウマも、泰さんも持っているのであろう女性へのトラウマも気になります。
ピクシブコミックで連載中と知り、そちらでもフォローしました。連載を追いつつ、コミックスが出たらおまけ漫画(表紙・裏表紙カバー下、巻末)も読みたいのでもちろん買います。早く続きが読みたい!!
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