このレビューはネタバレを含みます▼
ろむこ先生の言ノ葉シリーズが好きで、あらすじも読まず購入してしまいました。絵のタッチはどこか懐かしい、クロッキーをそのままキレイに仕上げたような雰囲気がとても好きです。チビッコたちも葉月も、もふもふでかわいい(チビッコはプニプニでもある)街での生活に疲れて、田舎暮らししようともなかなか慣れるのは難しいと思うんですよね。それがストレスになることもあるし。憂いのある葉月と関わることで、汰弦は自分を振り返り踏み出すことができた… 何か大きなトラブルやアクシデントがあるわけではないですが、季節をこえてお互いの存在を確かめ合っていきます。きっと命が尽きるその日まで、5人で仲良く過ごしていくのだと思います。あと気になるのは、森の仲間たち!みんな名前まであって山狗くんに関しては結構絡んでくるかなと思ったけど尻すぼみで残念…それぞれのストーリーもあれば読みたいです(個人的に熊と鷲)