リアルライフゲーム
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リアルライフゲーム

夜光花/海老原由里

超金持ち攻め二人の執着が病んでて怖かった

ネタバレ
2023年8月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 先生の作品は、シリーズものでも一巻完結でもびっくりするような設定や意表を突いた展開で度肝を抜かれていますが、今回は全くファンタジー要素がない現実的な話だけにあり得ない話じゃないので大分引いたし、ちょっと薄ら寒くなるような展開でギョッとしました。
タイトルまんまで4人が現実に人生ゲームをする(しかも本当に大金が動く)お話で、終始内容にぶっ飛びまくりでした。始めこそ真面目組のヒロと翔太、変わり者組の平良とトーヤと二手に分かれていた気がするのに、ゲームが終わる頃にはヒロ以外の3人皆が一線を超えたような気がしました。
結局、ラストはハピエン?なのかな。平良とヒロはともかく、トーヤと翔太は単純にそうとは言えない気もしました。とにかく攻め側二人の執着が病み系で怖かったです。その二人が無駄に金持ちで、何をやってもおかしくない危うさを感じたりもしました。
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