俎上の鯉は二度跳ねる
」のレビュー

俎上の鯉は二度跳ねる

水城せとな

読みながら涙がつるつる😢

ネタバレ
2023年8月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ マンガなのに小説を読んでいるような、巧みな言葉や駆け引きみたいな言い回しも小説みたいに絵以外の背景や気持ちを想像しながら読めました。

ノンケの相手を心配する気持ちや、大伴先輩がいなくなった時の寂しさに耐えられない自分を守るためなのか、突き放すような言葉をぶつける今ヶ瀬を大伴先輩が受け止める最後に感動。正直で男らしい先輩にうるうる😢今ヶ瀬も嬉しかっただろうなー。とまたうるうる。

読んでいて刺さる言葉が満載でした。作品の登場人物各々の心の葛藤や自己愛、思いやる優しさも醜い気持ちすらも正直で人間らしいドラマでした。

ゲイになりたいわけではないけど、今ヶ瀬を離したくないと気づいたあとの大伴先輩の男らしさまでを、映画にして欲しかったです。

映画は少しラストが違いますが、雰囲気あって良かったです。でも、大伴先輩のかっこいいところまでは表現されてなかったからなのか、映画のレビューで先輩のことを勘違いしているのでは?という投稿をみて、是非原作を読んで欲しいなーと思い、こちらのレビューを修正してみましたが、映画ファンには届かないかな😩
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