このレビューはネタバレを含みます▼
郵便配達員のチアキさんとお花屋さんのメイくんのお話。
メイくんはヒバナ症というお花が身体に生えてきてしまう病。
生えてくるのを抑えるためという理由で早い段階でえっちしますが、えっち=裸なのでお花が身体中に沢山。
読者はキレイだな~とひたすらうっとりするだけですが、作者さん大変だっただろうなあ(汗)オツカレサマデス
事後キチンとした説明を聞きますが(キスでもよかったじゃん!)と思った次ページでチアキも同じ事を叫んでた。ダヨネーw
性格はと言うとチアキはとても誠実で人がよく優しい人。
メイは身体に咲いたキレイなお花と同じように明るく物怖じせず素直で、体調はしんどい筈なのに笑顔が素敵な可愛い子。
叔父さんには口調が荒くなるのも距離が近く感じていいな。
そしてその唯一の肉親である叔父がとても砕けた人で、しかも医師なので心強い。
ヒバナ症の治療にあたり自分達が出来る事に一生懸命でしたが、途中まさかの事が起こり…。
いやあ~絵と言いキャラと言い内容と言い 大変満足のいく作品でした◎
ファンタジーなのかと思って読んでいましたが、ふと気になり少し検索。
『疣贅状表皮発育異常症(ゆうぜいじょうひょうひはついくいじょうしょう)』という症例があるそうで、手や足に木の皮のようなイボが生じる遺伝性のとても珍しい皮膚疾患。
Wik○pe○iaに写真付きでありましたが、この世にはまだまだ神秘な世界が存在するのかと、この作品を読んで改めて考えさせられました。
まあ信憑性がどこまであるかは分かりませんが…。
(総222ページ)