神様の用心棒
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神様の用心棒

霜月りつ/アオジマイコ

侍の懐にうさぎ、萌え

ネタバレ
2023年8月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 戦で命を落とした元侍の兎月が死ぬ間際に祈った「うさぎになりたい…」死後、ふたたび蘇った兎月がツクヨミを祀っている宇佐伎神社の用心棒となり、神社の参拝者の願いを叶えていくと失われた記憶がひとつずつ戻ってくる…と時代ファンタジー人情ものっぽくもあり、登場人物もいい味出してます。パーシバルさんいい。兎月が徐々に色々な人々と関わって楽しそうになっていくさまも面白いです。ただ、時代背景や新選組、刀…とくればやはりあの人物か?となりますが、この作品においては歴史人物の実名登場はなんだか少々ムチャぶりのような気がして白けますね。これは土方〇三モデルの架空キャラにすればよかったのに…でもお話は面白いので続きも読みますよ
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