4月の東京は…
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4月の東京は…

ハル

切なすぎ…初恋の結末は…

ネタバレ
2023年8月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ ◎上下巻+読み切り/☆5.0。
《㊤》表題作のみ+描き下ろし/P253/白線修正で甘め/〜セ○レ、両片想い、再会、過去の出来事…〜。
《㊦》表題作のみ+描き下ろし/P255/白線修正で甘め/ハピエン/重め内容有り。
《4月の東京は…2023》表題作のみ/P23/キスのみ/ハピエン。
初恋✕初恋…。愛ってこういうものだ!愛って凄いな!と教えてもらった作品です。重い、深いって言葉が正しいかわかりませんが、愛の苦しみや重さ、深さが心に染みます。中学時代の同級生で身体の関係があった2人、和真と蓮。ある出来事で離れ離れに。蓮は1人、中学生には辛すぎる思いを背負って生きてきて、そのことを知らない和真も急にいなくなった蓮を想い探し続け…そして10年後の再会。
蓮には蓮の、和真には和真の想いがあり、真実と本当の気持ちがわかった時…まさに純愛というものを感じました。好きな人を守るためなら全てを捨てても守りたい!…蓮の愛が素晴らしすぎる。また、真実は知らなくてもずっと蓮を想い探し続けた和真の愛も凄い!本物の愛だと思います。再会は運命だったんだと思います。ぜひネタバレせずに読んでほしい。きっと刺さるものがあるはずです。修正は甘めでエチエチですが、エロ過ぎず心理的な部分が響きました。また、読み切りの《4月の東京は…2023》はスピンオフの『東京ー四季ー』を読んでからの方が時系列的にわかりやすいと思います。完結?なのかはわかりませんがやっと幸せになれた2人を今後も応援したいです。
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