東京-臨界点-
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東京-臨界点-

ハル

3作目。シリーズ総集。さらなる続刊期待!

2023年8月31日
268ページ、1冊表題作。

東京シリーズ、現在計6冊(4月の番外編含む)、3組登場。
<1:4月の〜(3冊)→2:〜四季(2冊)→3:〜臨界点(本作)→??>

本作だけでも読めなくないかもしれないけど、オススメしない。
前作四季で登場した2人のその後?というのか、時系列的に見ると視点を変えた裏話的ストーリー。

ここまで1作目の4月〜、2作目〜四季、それぞれモザイク状、断片的に進むお話で、ぼんやりさらっと読んだら、わかりにくいです。

それがこの1冊でいろいろ見えてくる部分があります。
もっと言うならどのお話もブラックで哀しい面が多々含まれているんだけど、それに救いが見えてくるというか…!!!

いやもう、これ読むと感動ひとしおです(涙)。。。
しかも!
巻末の描き下ろしで、やっと今までのシリーズ3組をまとめる、幸せ未来を予測する進みが!!!

これは絶対、本作の2巻、もしくはさらなるシリーズ続編、欲しいです!!!
描き下ろしの続き、ください!!!

前作2作品まで、やや不可解でへんちくりんな読み心地な印象でしたが、この1冊読んで、やっとシリーズの良さというか醍醐味が味わえました。

今まで2作品読んだ方、もしくは四季上巻を読んだ方、ぜひとも読みましょう〜。
これ読まないと、もったいないです。
この臨界点読むと、シリーズの読み応えが爆上がり上がりします。

〈描き下ろし〉
数年後(全て繋がる直前!)14p
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