甘くて熱くて息もできない【コミックス版】
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甘くて熱くて息もできない【コミックス版】

蜂巣

受けが苦手…😩理解できない…😕‼

ネタバレ
2023年9月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ ◆2巻&番外篇読了。ネタバレありです。
◆作画も綺麗で、美容専門学校という舞台も程よく色気がありました。
なんといっても攻めがカッコよすぎる!
顔面は麗しく、お体は逞しく、最初はちょっと冷たくて、でも優しくて、最終的には面倒見がいいだなんて、もう好きにならない訳がないです。
◆ですが!
受けがヤです。
どうしても私は好きになれない。
中盤に攻めも受けに対して言ってますが、受けが攻めに対して痴漢行為をしたことも、攻めをぶったことも、一言も謝ってない。
指摘されても、気付いてるのか気付いてないのか、とにかく謝らない。
全部、他人(攻め)ののせいにする…。
(なんで僕がこんな目に…的な、自分の行為は棚上げする感じ)
それ…、なんか…、人として…違うんじゃないの?!と怒りに震えました。
性格が悪いとか、そういう話ではなく、恋愛云々以前に人として自己中すぎて、魅力を感じられないんです。
性格が悪くても実はツンデレ可愛いとか、鈍感で天然人たらしとか、という設定なら好みですが、この子は違う。
臆病ながらも努力家&鈍感で天然人たらし、という設定なんでしょうが…、マイナス面が際立ちすぎて。
人のせいにするところや、悪いことを悪いと認識できないところが最後まで改善されなくてモヤモヤしっぱなしです。
◆故に、攻めがなぜ2回も痴漢されても受けのことを気持ち悪いと思わなかったのか、受けの顔を気に入ったとしても痴漢を受けた後なのにエロ行為に及ぶまで興奮するものなのか、受けの努力している表情と眼が攻めのママに似ていたとしても、謝ってもこない非常識な男にノンケの攻めが惚れちゃうものなのか、もうずーっと悶々としました。
◆最初から受けに攻めへの愛があったなら、執着受けに絆される攻め、という展開にも頷けたのでしょうが、どちらかというと攻めが受けのことを先に気に入る展開なので、その心情に共感できないままです。
高校までは友達がいなくて、学校では疎ましがられていたとしても、家族(先生を含む)とは仲良しな訳で、人の感情がまったく読めない訳ではないはず。
なのに、鈍感設定が過ぎるのも不自然。
力業というか。
無理があったというか。
酷評で申し訳ないのですが、私は絵も攻めも大好き…。
なので余計に、受けの性格が難ありすぎ、攻めの受けに対する落ちポイントが謎すぎ、に感じてしまいました。
評価は1〜2の間です。
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