ギヴン
」のレビュー

ギヴン

キヅナツキ

完結しましたが

ネタバレ
2023年9月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 追記、完結後1巻から全部読みました……が、由紀と真冬から始まって、亡くして新しく出会って立夏の熱に救われて、恋も音も仲間にも助けられて居場所ができた。無くしたものと出会えたものどちらも大切なもので、心の中では無くせないもの 、なのですかね?

(じゃあ最初から由紀との別れから描いて欲しかったです。後付けみたいにされるより前提がしっかりあって、どれだけ立夏や雨月や周りに救われて今を生きれる様になったの?)って思えるくらいには良作です。

正直物足りないと言うか、これ主人公誰だっけ?という感じ。立夏と真冬、そしてタイトルにもなってるバンドのお話じゃないんですか?
心が動くためとても大事なのわかるけど、最終巻のライブ柊たちのは丁寧に描写されてるのに立夏たちのデビューはあっさりすぎて。
それと、元彼とのあれこれが見たいんじゃないんですよ、立夏との幸せな未来を見届けたいんですよ。これ、真冬は立夏にまた元彼を越えられない…とか悩ませて悲しませそうだし個人的にモヤる終わり方でした。

同級生の植木くん板谷くんとのわちゃわちゃは癒し。
もし続きあるならずーっと立夏のターンでお願いします。
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