このレビューはネタバレを含みます▼
ずっとギヴンを追いかけて来ました。完結がこんなにも寂しいと思うBL作品はなかなかありません。
私は雨月推しなので、秋彦と雨月の別れのシーンは何度も泣きました。9巻のライブハウスで2人がすれ違っているシーンでは何と言い表したら良いのかわからないくらい切なく、でも2人共前に進んでいるんだと感じられ、やっぱり切なかったです笑
最後に、9巻の電車の中。真冬の「ずっとぜんぶこのままならいいのに」。この言葉だけのページを見た瞬間、涙が込み上げました。真冬の不安や希望が渦巻く中での本音かな⋯何度思い出しても泣けてしまいます。
キヅナツキ先生、素敵な作品をありがとうございました。