このレビューはネタバレを含みます▼
他の方のレビュー見て購読。主人公の頑固な感じがいい!活字中毒の気があるほど本を読むのは、苦い初恋の思い出から逃れて本の中のハッピーエンドさ世界を楽しみたいからだなんて、かわいいなぁ。でもその苦い思い出の相手が実は相手の変態腹黒ヤンデレストーカー紳士(笑)。だから夜這いされた時も、嫌よ嫌よと言いながら、心の奥底に仕舞っている恋心が抵抗を弱めてしまったのね。もっとエッチシーン多くてドッロドロのグッチゃんグッチゃんな話を想像していたので、ちょっと物足りない感はあるけど、思わず応援したくなる主人公と、その遥か上から周りを堅めジワリジワリ…時に獣のように(最初の夜這いのことです)主人公をからめとった侯爵に敬意を表して★5つ。「あなたを拐って寝室に閉じ込めて、身ごもるまで×××」とか思い詰めるくらい主人公への執着、いや、変態腹黒ストーカーっぷりは圧巻。こんな最低なくせに、行動は紳士ってすばらしい(笑)。大好きなキャラ&設定だ。ただ、侯爵が主人公を好きになった理由が弱く感じる。あの出会いだけでここまでの執着?ストーカー?って。ぜひ侯爵側の心情にもっと触れた続編を!デッレデレに甘やかす侯爵だが、朝昼夜と体を求められることで体力の限界を感じた主人公がまたまた必死に侯爵から逃げる話とかどうでしょうか。