このレビューはネタバレを含みます▼
小悪魔的な女性をずっと思い続けるショコラティエが主人公です。
チョコが好きな彼女の為に、振られてしまったのにショコラティエになります。
登場人物がそれぞれ片思いし、矛盾を抱えていて、揺れながら、受け止め、成長してゆく姿が共感出来ます。
読んでいて、主人公が好きな女性に最初は嫌悪感を持っていたのに、
繊細な心理描写に、どんどん引きこまれました。
絵もとてもキレイです。1コマ、1コマ、溜息が出る程…。
6巻まで読み、完結していませんが、完結するまで購入してみたいと思える作品ですし、
買って良かったと思える作品でもあります。
ああ、勢いで買っちゃった~と損した気分にはなりません(笑)
でも、ドタバタ勢いだけで流れる作品がお好きな方にはお薦めしません。
じっくり味わい、噛みしめる作品だと思います。