綿の国星
」のレビュー

綿の国星

大島弓子

不安感のない、実直な可愛い話

2023年9月5日
少女趣味というのかもしれないが、ふわふわして綺麗なのになんだか地に足のついたファンタジーだと感じた。
豪華な洋館とかお金持ち、執事設定もないし中央線沿線の暮らし。
動物が主人公の物語は絶対書けないと聞いた事があるが、擬人化以外に物語が成立することはないのは確かだ。
この作品はその擬人化を大胆に物語の要素として利用していると感じた。
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