このレビューはネタバレを含みます▼
(2巻完結)ヨフネさん買いです。一筋縄ではいかないオメガバを読ませてくれるヨフネさん、今回もなるほど〜な独創的な切り口で、残酷さと深い愛情が伝わる展開に引き込まれました!!
共に訳アリの二人、
美大生α瑛士(20)×カフェ店長Ω三津谷の話。
二人の背景が結構深刻で、Ω三津谷さんの残酷な過去が明かされる序盤に続き、α瑛士の背景の深刻さも加わり、惹かれ合うのにどうにもならない障害が立ちはだかり、もどかしさや苦悩を共に味わえました。運命の相手と番えば解消できる問題vs番えない事情 ってかなり残酷。それでも二人が辿り着けた結論には感動◎
当て馬役ジノの不器用な愛し方も嫌ではなくて、大学時代の幸せな関係が透けて見えるだけに、三津谷さんの残酷な選択がとても痛々しかった。
◇下巻後半は、そのジノと側近ルカのスピンオフが収録されています。読めて良かった!!
この二組どちらももっとじっくり読んでみたかったな〜