教師と生徒ものはタブー感が堪らないです





2023年9月7日
大好きな作家さんで何作か読んでいますが、作風の特徴として「いたす」シーンは少ないです。でも何故かいつも満足度が高いのが不思議です。どの作品もどん底の悲しさみたいなのはなくて、年相応の切なさとキュンをくれるからでしょうか。今回みたいに高校生が相手だと、爽やかなキュンが散りばめられていて、大人の事情とか世界とのギャップを埋める作業も「年の差ならでは」で読み応えがありました。やはりいくつになっても教師と生徒の組み合わせは、タブー感があってドキドキしました。内容と何処となくノスタルジックな絵柄とが合っていて、先生の作品には時々戻りたくなる良さがあると思います。スピンオフも読むのが楽しみです。

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ジユンチ さん
(女性/50代) 総レビュー数:851件