このレビューはネタバレを含みます▼
3巻まで無料だったので、読んでみました。
人民の騎士として領主に仕えていたバルドだったが、60歳の折自分の存在が領地に争いを起こす火種となることを回避する為に騎士を返上し旨いものを食べるだけの目的も目的地もない命散らすまでの短い間自由に過ごすことを決めて旅立った…はずだが有名税か結局命を狙われ、知りもしない探し物の事を問い詰められ、老体に鞭打って30才下の敵と決闘するはめになる…な歳の事を考えて襲撃してくれと切に願う2巻。
引退したいのに親しくしていた領主の娘が訳ありで嫁ぎ先から赤ん坊連れて帰ってきた真相が分かり、またまた権力争いに巻き込まれるバルドが不憫。平和な余生は無理なのか。
29才のときも60のときでもイケメンなバルドに乾杯。敵も味方も若者のビジュ素敵でした。
【3巻追記】領主の娘の赤ん坊が大国の王子だと判明。夫の王は妻を置いて確たる地位を確立するために奮闘するも28年かかり…過ぎだろ!妻死んだろがい!黒衣の執着サラサラ黒髪男も再登場。バルド強し。一番の悲劇は愛馬の老衰(泣)旅は続く!