正反対な君と僕
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正反対な君と僕

阿賀沢紅茶

春が青すぎて眩しい

2023年9月13日
学生時代、今より遥かに狭い友好関係の中で、自分ってどう見られてるんだろ、どういう人間なんだろ、ここに居て良いのかな、誰かを不快にしてないかなって今では大した事ないような事ですごく悩んだり、どうでも良い事で大爆笑したり、有り余った時間をどうしようもなことに費やしたり、初めてのお付き合いで手を繋ぐのもいっぱいいっぱいだったり、その日の事思い出して夜ニヤニヤしたり、本当に青春という青春の全てがここにあって、そのどれもが純度100%でキラッキラで、30が見えてきた自分にはあまりにも眩しい。青春なんて人生においたらコンマ1秒くらいの速さで過ぎるから、そんな儚くて最高な日常をこうやって覗けるのは楽しいし可愛いし面白いしすなわち最高です。永久に連載してほしい作品です。
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