このレビューはネタバレを含みます▼
ナニコレ!ですよ。カラーで出して良いものか?あの毛玉バケ猫!冒頭から震えるほど笑えた。続くページも暫くプルプル震えながら笑いを堪えて読み進めました。前作でめちゃくちゃインパクトあったイケズキャラしろーちゃん。今作は悩めるしろーちゃん。毒キノコは全くブレないね!なんて、2人の背景は実は軽く笑えるようなものじゃない。それぞれ情緒がない、麻痺した過去がツライ。特に将太。家族は気づかなかったのか?とか、誰か側にいなかったのか?とかマジメに考えたら何ですが。そこは突っ込まない!「猫、愛を知る」が将太のストーリー。そして本作は詩郎のアンサーストーリーじゃないのかな。お兄ちゃん将大と椿も結婚式を挙げた事ですし、ぜひ詩郎と将太の結婚式も見届けたいです。因みにこちら、「花とくちづけ」から始まるシリーズですが、「花とくちづけ」「花といっくん」がシリーズ始めの幼馴染cp、そこから派生のワキキャラストーリーが「月と太陽」椿&将大(毒キノコ将太の兄)cp、続く「華と楽」も椿&将大cpで個人的には将大の成長に感動!な作品、そして「猫、愛を知る」「猫、恋に焦がれる」に続きます。全て読まなくても、それぞれのカップルで話はまとまっていますが、将大と将太の兄弟にまつわる両作はぜひ読んで頂きたい。毒キノコ将太はお兄ちゃん子だったし。もうこれからは、ただのキノコになるのかな。