リエゾン
」のレビュー

リエゾン

ヨンチャン/竹村優作

わかりすぎて辛い

ネタバレ
2023年9月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 子供が発達グレーなこともあり、保護者の心理描写も的確で読んでいて辛くなってしまいます。
神経発達症の子供を持つ親達って、その子によって症状も違いますし、受け入れられていない保護者の方も多いので近場で情報交換ってなかなか難しいです。
話してみても、お宅はこれもできるじゃないって卑屈になったり、なられたり、児童精神科や療育先の先生じゃないと根っこの部分は誰にも話せないんですよ。
リエゾンの作品に出会ってやっぱりそうだよねと、共感できる部分が多すぎて泣けてきます。
普段は、何てことないわと過ごしているつもりでもやっぱり心が疲れてるんだなと読んでいるうちに実感してしまいました。
神経発達症のお子さんやその関係者のことが広まってくれるのは良いことだけど、当事者には辛い内容です。
ドラマの方は1話の途中でお母さん役の人に感情移入しすぎて、辛くて見るのを辞めました。
だけど、リアルを伝えてくれてありがとう。
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