このレビューはネタバレを含みます▼
Ωが当然のように侮蔑されている世界で、
昨日までβだった子が後天性Ωで ある日突然のヒートで周囲の目が変わって…
ずっとライバルだった子が唯一Ωを差別しないαで、助けてくれて…
というだけでも 十分胸キュンなのですが
話はそれだけでは終わらず、後半からすごい悲しい展開になります。
これテレビドラマだったら お茶の間の8割が泣くんじゃないかしら。
漫画だと、ページ数の関係なのか クライマックス部分で駆け足感があったし、
読む人によってのスピードも違うと思うけど、
これドラマだったら 絶対泣いたなー!!
正にドラマチックな純愛ストーリーでした。
もちろんラストはハッピーエンドなのでご心配なく。
でもほんと、作者様もあとがきに書かれていましたが
オメガバースの世界って過酷で残酷だということに改めて気づかされました。
そんな世界ですが、絵があっさりめなので 生々しさが無く読みやすいと思われます。
何故か受けの主人公だけが関西弁で ノリが軽く感じてしまうところも、読んでて悲壮感が薄まった要因かも。
ああ…しかし予想外の展開だった。びっくりした!
それにしても受けも攻めも頑張った!!!運命に逆らって愛を貫きました!!
幸せになってね!