「神様」のいる家で育ちました ~宗教2世な私たち~
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「神様」のいる家で育ちました ~宗教2世な私たち~

菊池真理子

わかる、このモヤモヤ感

2023年9月18日
私の家も某宗教3世。
弟は一切関わってない、小学校の時は会合?に参加してたけど、今はほとんど疎遠状態。
やめたくても、親戚中がその信仰をしてるため、私もやめられず「7年真剣に祈れば貧乏がなくなる」等、子供の頃から教えられ、相変わらず貧乏(笑)


確かに仏様や神様はいるだろう。
けどそれを「信仰」として、何かにつけお金を取り、
大事な教えを曲げて解釈し、素直に受け取らず伝えてるのが幹部であり、人間なのだと思う。

どうしても、この本が読みたかった。
このモヤモヤが少しでも晴れるならと買って読んでみた。
紙で手元に置いておきたいので、紙でも買うつもり。

信仰するのは、すがりたいほどの悩みがあるから。
泣いて祈って信じて、でも虚しい。
幹部や教祖と言っても同じ人間で、生まれた環境や価値観も違うのだから、私は人に指導出来る立場ではないと思ってる。
信仰心を盾に金を集めるのも何か違うし、選挙だのもってのほか。

改めて、この本を読んでスッキリした部分、そして抜け出せない部分、いろんな部分があるが、少し救われた気がした。
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