このレビューはネタバレを含みます▼
切なかったーーーこの一言に尽きます。
安里、透のβ同士カップル。
が、突然透が「遅発性Ω」になってしまったことで、2人の苦しみが始まります……
相手の苦しむ姿を見たくない、何より相手の幸せを願うが故にすれ違っていく2人が辛くて切なくて。
どちらの気持ちも分かりすぎて、涙なしでは読めなかった…
特に、Ωになった透の、弱々しそうに見えて、実は一貫してブレなかった安里先生への想いと決意。その芯の強さ、健気さに心打たれ、また涙なしでは読めなかった(2回目)…
2人の出会い、付き合ってから、お互いへの想い、葛藤、その後…どれも端折ることなく描かれているので、読み手の私たちもしっかり感情移入できるんだと思います。
切ない場面が続くけど、読後の満足感、多幸感は保証します!!
セール中にぜひ、3巻纏めて読んでほしいです!いや、絶対一気に読んでしまうと思います!ティッシュやタオルをお忘れなく~
***1巻 205P /2巻 173P /3巻 269P