満州アヘンスクワッド
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満州アヘンスクワッド

鹿子/門馬司

珍しい作品

ネタバレ
2023年9月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 史実を基にした作品はいろいろありますが、時代的に近代、満州国を扱うところに惹かれました。
無料版で、3巻まで読了。フィクションとノンフィクションのはざまで、作者さんは大変かも知れないですね。
老獪なイギリスが中国を植民地支配するのに利用したア○ン。ア○ン戦争の後、5族共和を謳い、清朝皇帝溥儀を関東軍が取込み、植民地を目的に傀儡国家を作った日本。当時、国内では食べられない人や政治的に弾圧された人・・・、実効支配を固めるため、実に多くの人達が満州国へ渡りました。要職を日本人が占めた実験国家、裏にはア○ン。日本の黒歴史ですが、歴史に興味がない人でも読める作品かと思います。
少々、お値段がかかりますので、続きはポイントを使いながら読みたいと思います。
作品中、一番軽いのは人の生命とのフレーズが印象に強く残ります。
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