壁サー同人作家の猫屋敷くんは承認欲求をこじらせている
」のレビュー

壁サー同人作家の猫屋敷くんは承認欲求をこじらせている

ミナモトカズキ

まだ1巻だけど:追記7巻まで

ネタバレ
2023年9月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 7巻まであるのに、まだ1巻ですが(笑)
ミナモト先生の心の内側のような錯覚をする作品ですね。1巻ではBL要素は薄々ですが、好きと憧れが拗れて、認めてもらいたいという承認欲求に変換。多くの人に認めてもらいたいは、たった一人に認めてもいたいに繋がる。ブロマンスのような、恋が始まっているような。同人誌作家とアイドル、でも幼馴染。遠くて近い。色々な相反がまざりあって。何かに一生懸命になるのはいい。7巻までぼちぼち読んでいきます!(あ、完結はまだしてないので、その先も)

追記:7巻まで読みました。泣いたよ。7巻。
やっとここまできたな。二階堂、記者なんだから私情は挟まずにいて欲しがったが、最後は我慢したな。
ゲイを自認した猫屋敷くんの青春時代。リアルだな。きっと、他にも猫屋敷くんの好きと離れるのダブルバインドに苦しんだ人もいるんだろうな。恋愛においての苦しさに男女は関係ないとは思うけど、同性ということがこんなにもネガティブにさせてしまうのは、ジェンダー認識の日本の現状なのかもな。一星の明るさに秘められた家族の状態、まもっちへの思いを考えると切ない。すんごいいい子なのに。自分の息子だった自慢の息子なのにな。アイドルは女子のためのものだけなんだろうか。常々思うのは、画面越しの人にガチ恋して、裏切られたとかお金かけたとか、言うけど…相手も人間だからね。リアルを知らずに応援したのを忘れないで欲しいなとは思うんだけどね。推しなら、恋人いようが結婚していようが応援して欲しいな。2人が両思いになったこれから、まだまだ色々ありそうだけど、最後まで応援します!
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