親友を抱いていたのは、私にプロポーズをした恋人でした 【シーモア限定特典SS付】
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親友を抱いていたのは、私にプロポーズをした恋人でした 【シーモア限定特典SS付】

ハナミズキ/生煮え

モヤモヤする

ネタバレ
2023年9月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 他の方も書かれてるけど、ノイシュがあまりにもかわいそうすぎる。
ディランは一途というより執着。別れるようにわざわざ仕向けて別れさせて、トラウマ並に傷ついた子を自分なしではだめになるようにするって洗脳でしかない。
アンジェリカは好きな相手を強引なやり方で寝盗ってでも自分の思い通りにしたいだけの性悪自己中。
ヒロイン(名前忘れた)もノイシュのことを本当に好きならノイシュに問いただしたりたりすればいいのに逃げてディランに依存してるし。
ノイシュから理由聞いてもディランが好きっていうのも洗脳されてるからじゃないのかな。
ノイシュがアンジェリカのことも好きだったとあの夜より前から思ってたとしても、ディランのしたことは許せる事なの?
かなり卑怯で悪どいことをして人の恋人を奪ったのに、正しいことをした良い人のように描かれてるのがモヤモヤする。
ノイシュが一途でないと思ったのなら、ヒロインを自分を振り向かせたいと思ったのなら、そんな卑怯なやり方じゃなくて正当なやり方で奪え。
人の恋人奪うこと自体良いことではないけど、真っ直ぐな気持ちで口説き落としたのならまだ許せたと思う。
途中まではハラハラしながら読めたのでよかったけど、後半からの展開は少し引いてしまった。
勇者として命懸けで頑張ったのに、あと少しで人生最大の幸せを手に入れるはずだったのに、最低人間達の私利私欲で人生狂わされてボロボロになってしまったノイシュがほんとに不憫。
正直、ディランの行動はずっと気持ち悪すぎたし、自分のやったことを正当化してるのも腹立つし、ディランにもそれなりのきつめのざまぁ展開を用意してほしかった。
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